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顎ニキビの原因と治し方や治らない時の対処法(女性の場合)

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Tゾーンや鼻のまわりにできやすいニキビですが、顎にもできることがあるので、メイクが今ひとつ決まらず残念な気持ちになりますよね。

なので、女性の場合の顎ニキビの原因で、生理前や洗顔、食べ物やマスクなど、ニキビが赤い、腫れている、かゆい、膿があるなどの症状、繰り返す場合の対処法で漢方やサプリ、オロナインについて知りたいのではないでしょうか。

それから、顎のニキビが大量にできていたり跡になってしまっている場合、治し方で皮膚科での治療や薬などについても気になりますよね。

そこで今回は、顎ニキビの原因と治し方や治らない時の女性の場合の対処法などについても詳しくお伝えしていきます。

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顎にニキビができる原因とは?

Tゾーンや鼻の周りに比べると意外かもしれないのですが、汗はかきにくいものの顎にも皮脂腺の分泌が多いので皮脂が詰まりやすく、乾燥を招いてニキビができやすい部分なのです。

そして、顎のニキビは一度できると治りにくく、繰り返しやすいという特徴があるのですが、こうした顎ニキビは思春期ニキビとは違い、大人ニキビとしてできやすいものだそうです。

それから、こうした顎ニキビは、

・ 赤い

・ 腫れる

・ かゆい

・ 痛い

・ 膿

といったように症状も様々ですし、痛くてかゆいとつい手で触ってしまい、それで色素沈着を起こして跡になる場合もあります。

それに、サイズも大きいものから小さいものまでありますし、ぽちっと小さく一つ二つできることもあれば、大量発生してひどい状態になっている方までいるようです。

そんな困った顎ニキビの原因はどのようなものがあるのでしょうか?

原因1、ホルモンバランスの影響や生活習慣の乱れ

顎ニキビの最も大きな原因がホルモンバランスの影響です。

女性は、生理周期によってホルモンバランスが変化するため、それに合わせて肌のコンディションも変化しがちで、女性ホルモンの一つである黄体ホルモン(プロゲステロン)は皮脂の分泌を活発にするので、これによって顎ニキビができることがあります。

それから、ストレスや睡眠不足、生活習慣の乱れや環境の変化などで、ストレスを感じることによりステロイドホルモン(アンドロゲン)の分泌が促進され、ニキビができやすい状態を招いてしまうのです。

原因2、間違ったスキンケアやスキンケア不足

フェイシャルのスキンケアは毎日しっかりしているつもりでも、意外と顎やフェイスラインの辺りは行き届いていない場合が多いようです。

そして、すすぎ不足で洗顔料が顎に残ってしまったり、保湿化粧品がフェイスラインまでしっかりつけきれていない場合など、心当たりのある方は意識し直した方が良いでしょう。

それから、洗顔は十分だとしても保湿がおざなりになっていると、肌の内側が乾燥しているインナードライ状態になってしまい、皮脂分泌が過剰になることでニキビができることもあるのです。

その他の原因

紫外線が強くなってくると、顎は紫外線に晒されやすい部分なので、それによってダメージがたまりニキビができることもあります。

そして、同じように外側からの刺激という意味では、紫外線以外にもマスクや衣類の摩擦や無意識に手で触れることで雑菌が繁殖してしまいニキビができることもあります。

さらに、見えないところで冷え性や内臓の働きが関係することもあるので、顎にニキビができたら、体調を全般的に見直し生活習慣を改善する必要があります。

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顎のニキビを治す方法は?

女性にできる顎ニキビはホルモンバランスの変化によるものが非常に大きいので、内側と外側の両方からケアをする必要があります。

内側のケア

1、 生活習慣を見直して内側からケアをする

栄養バランスの良い食事や睡眠不足の解消、適度な運動が重要なので、乱れのない生活リズムを作り、ストレスを解消しながら脳をリラックスさせてあげることも重要です。

そして、顎ニキビの解消に良い食べ物はビタミンA、ビタミンB2、ビタミンCなので、次のような食べ物を中心に摂ると良いでしょう。

・ ビタミンA

レバー、バター、卵、うなぎ、小松菜、ニラ

・ ビタミンB2

葉野菜、レバー、鰻、卵、納豆

・ ビタミンC

イチゴ、アセロラ、ほうれん草、ブロッコリー、ピーマン、モロヘイヤ

ただ、こうした栄養素を食事で毎日バランス良く摂ることが難しい場合は、サプリで補給するのもオススメですし、整腸作用のある市販薬もオススメです。

・ ネイチャーメイド マルチビタミン&ミネラル

 

・ ビオフェルミン

 

外側のケア

1、 洗顔料のすすぎ残しに注意

顎のケアで起こりがちなものが洗顔料のすすぎ残しです。

そして、たっぷりの泡で洗うことも大切ですが、洗っている時間以上にすすぎ時間を取るようにし、しっかりと落としたことを確認してからタオルオフするようにしましょう。

2、 洗顔後はしっかり保湿

ニキビ対策のスキンケアの中で特に重要なのが洗顔後の保湿で、乾燥した状態が続くと皮脂の分泌が過剰になってしまいます。

そのため、普段化粧水を塗った後に乾燥を感じる方は、その後使う美容液や乳液など基礎化粧品を見直し、油分が過剰なタイプではないか確認の上、肌の内側から保湿を促すタイプのスキンケアに切り換えることをオススメします。

それから、化粧水の前にプレ化粧水として保湿成分が豊かな製品を取り入れることもオススメです。

例えば、こちらのアベンヌウォーターはミストタイプのプレ化粧水なので、スプレーで顎やフェイスラインまでまんべんなく吹き付けることができますし、日中気づいた時に化粧の上からも使えるのでオススメです。

・ アベンヌウォーター

 

3、 スキンケアで顎ニキビケア

顎にニキビができてしまい、炎症が現れているようであれば、アルコールなどが入っているスキンケアの刺激成分によってさらに悪化してしまう可能性があるので、なるべく添加物の入っていない低刺激のスキンケア商品を選びましょう。

例えば、原料の所に記載されている合成香料・着色料・鉱物油・石油系界面活性剤・パラベン・エタノールといった成分がないものを選ぶことをオススメします。

その上で、肌に汚れが残っているとそれもニキビの元になってしまうので、化粧水の前に、上記のような成分が入っていないか確認し、低刺激タイプの拭き取り用化粧水を使うことをオススメします。

・ SUQOU フェイスリフレッシャーR

 

こちらの商品は、余分な角質や皮脂を落としすっきりとした肌に整える作用があり、アルコール分は少なめで敏感肌の方や炎症が起きている方にも優しく、クエン酸が配合されているのでさっぱりと仕上げることができます。

4、 市販薬を使う

できてしまったニキビや、いつまで残るか心配になるニキビ跡には、市販薬などを活用しましょう。

・ オロナインH軟膏

 

やけどなど皮膚トラブルの時に使うイメージの強いオロナイン軟膏ですが、意外にもその【効能・効果】には最初に「にきび」と書いてあります。

なので実際に顎のニキビに使った方も、炎症が治まりニキビが小さくなった方などが多いようですが、アレルギー体質の方や妊娠中の方は事前に医師に相談の上で使った方が良いそうです。

・ クレアラシル

 

10代の思春期のニキビ対策のイメージが強いクレアラシルですが、大人用の薬用アクネジェルも販売されています。

そして、こちらは透明なオイルフリーのジェルなので、メイクの前後にも使えて美白効果もあり、ニキビ跡や赤ニキビ、顎ニキビに特に効くそうです。

それから、こうしたニキビ対策用のジェルやクリームを塗ると乾燥してしまいかえって炎症が悪化することがありますが、こちらの製品は乾燥させずに炎症を抑制し角質を軟化してくれるそうです。

5、 漢方を使う

漢方は症状や体質に合ったものを長期間服用することでニキビのできにくい肌へと整えていくことができるので、即効性はないのですが安心して継続することができますね。

そして、次の通りニキビの症状などに合わせてオススメの漢方薬を紹介するので、詳しくは薬局で相談してみましょう。

・ 生理前後に繰り返しニキビができる

ペア漢方エキス錠

 

こちらは血のめぐりを改善する作用のある漢方で、生理前後の血流の停滞でできるニキビを予防します。

・生理前後にニキビが悪化する

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

 

こちらは生理不順や生理異常、冷え性などで生じるニキビの悪化を予防します。

・ 痛みを伴うような化膿したニキビができる

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

 

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顎ニキビで皮膚科での治療は?

顎ニキビは、前述の通り治りにくく繰り返しできたり大量発生してしまい、ニキビ跡としてしつこく残ってしまうこともあるので、ひどい場合には皮膚科を受診することをオススメします。

そして、皮膚科ではニキビの種類と重症度から塗り薬、飲み薬、理学療法など様々なアプローチを行って治療するそうです。

例えば、保険が適用となる治療には次のようなものがあります。

・ 外用レチノイド

こちらは顆粒細胞が角質細胞になるのを抑制し、毛穴の詰まりを解消する効果があります。

・ イオウ製剤

古くからニキビ治療薬として使われてきた塗り薬で、古い角質をやわらかくするため、毛穴に詰まった角質をはがす、肌のターンオーバーを促進する働きがあるそうです。

そして、洗浄力と殺菌力があることから、新たなニキビの予防や炎症を防ぐ効果も期待できるそうです。

・ 抗菌薬

セフェム系、マクロライド系などいくつかの系統があり種類も様々ですが、菌病原菌の発育を抑制したり、タンパク質合成を阻害して殺菌したりと、様々なアプローチで原因菌の働きを押さえ込む薬で、飲み薬と塗り薬の両方があるそうです。

一方で、保険適用外の治療ではフルーツ酸などの働きで古い角質を除去し、肌のターンオーバーをサポートし、ニキビの予防・改善を行うケミカルピーリングや、ビタミンC誘導体や保湿成分を浸透させ、肌のバリア機能を整えるイオン導入などの治療があります。

なのでまずは、皮膚科を受診し医師と相談して、症状に合わせた適切な治療を行うと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、顎ニキビの原因と治し方や治らない時の女性の場合の対処法などについても詳しくお伝えしました。

顎ニキビは大人ニキビとしてできやすく、一度できると治りにくくて何度も繰り返し、赤く腫れたりかゆみや痛み、膿をはらんだりするものまで様々なのでしたね。

そして、原因としては女性の場合はホルモンバランスの変化や生活習慣の乱れが最も多く、次に間違ったスキンケアや保湿不足、マスクや衣類などの摩擦などもあるので、サプリなども取り入れながら食事や生活のバランスを見直すと良いとのことでした。

それから、ニキビ対策の市販薬や拭き取り用化粧水やミストで乾燥対策を行うこと、症状に合わせた漢方の導入など色々とオススメの対処法をお伝えしましたが、あまりにひどい場合はニキビ跡となって辛い思いをしかねないので、早めに皮膚科を受診して治療してもらうことをオススメします!

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